[AWS re:Invent 2016 参加レポート]: もらったecho dotでre:Invent Skillを呼び出してみた #reinvent
こんにちは、せーのです。現在私はre:Invent2016会場のラスベガスはベネチアンホテルにいます。
echo dotもらった
さて毎年re:Inventでは参加者に向けて「SWAG」と呼ばれるプレゼントをわたしてくれます。今年はre:Invent特製パーカーと、なんとAmazon echo dotを頂きましたー!
こちら参加者全員に配られているので、恐らく誰かが開封の儀とか接続の仕方とか書くと思いますので、私は今回のために用意されたre:Invent Skillsをご紹介したいと思います。これは「Custom Skills」という機能を利用したものです。
Custom Skills
カスタムスキルとはEchoシリーズを始めとしたAmazonの音声認識技術を使用したシステムをユーザがカスタムで作れる機能です。このカスタムスキルは具体的にはLambdaを書いてEchoやecho dotのような音声認識システム(Alexaといいます)とつなぐだけなので、音声をトリガーにしてクラウドのシステムを自由に動かすことができます。これまでに既に4000以上のカスタムスキルが作られ、アメリカではEchoを使ってピザを頼んだりUberを呼んだりしています。
re:InventのSkillを動かしてみる
それでは今回のre:InventのSkillを動かしてみましょう。Echoシリーズは[Wake word]といって、ある指定された単語を話すことによってEcho側が立ち上がりコミュニケーションが取れる準備がとられます。デフォルトは「Alexa」です。
Alexa wakeup from Tsuyoshi Seino on Vimeo.
カスタムスキルを動かすときにはまず上にあるように[enabled <カスタムスキル名>]でスキルを有効にし、[Ask <カスタムスキル名>]で対象となるスキルの準備をします。後はスキルに登録したように音声コマンドを入力していけばOKです。re:Inventのスキル名はもちろん[Ask re:Invent]です。
Alexa re:Invent custom skills from Tsuyoshi Seino on Vimeo.
このre:Invent Skillはre:Inventに関する様々な質問に答えてくれます。
- When is the next Alexa session?
- Who is performing at the re:Play party?
- How long is the walk from the Venetian to the Mirage?
- What is a mini Conference?
- Tell me about the 5K
- Where is the Capital One booth?
- What does Salesforce do?
- What’s going on tonight?
- What’s happening at the Encore?
- When is the next meal?
- Tell me a fun fact about AWS
- When are the Alexa skill contest office hours?
- How much time is left in the Skill contest?
他にも色々答えてくれます。 現地にいるとセッションが大量にあるので「あれ、次なんのセッションだっけ」とか「このセッションどこだっけ」とかよくあります。その都度専用のアプリを開いて確認するのですがこれが作業しながらだと大変面倒なのです。 このSkillを使えばPC作業しながらでも声で尋ねることができ、まるで秘書が応えてくれるかのように正確な答えを教えてくれます。これは便利ですね。
まとめ
いかがでしょうか。まずは4000以上ある様々なスキルを試してもらい、慣れてきたら自分でもスキルを作ってみることをお薦めします。
ちなみにこのecho dot、設定次第で簡単にBluetooth接続も出来ます。
Alexa connect by Bluetooth from Tsuyoshi Seino on Vimeo.
これは外から返ってきた時にヘッドホンで聞いていた音楽をそのままスピーカーに繋げるときなどに非常に便利ですね。日本ではまだエミュレータで遊ぶしか無いですが早く実物が売られることを願っています。
Amazon echo dotは日本技適未通過の製品ですので日本在住者が日本国内で使用すると電波法違反となります。日本でAmazon Alexaを試す際はエミュレーションサイト(https://echosim.io/welcome?next=%2F)をお使い下さい。